IPランドスケープ

こんにちは、ランテール経営デザインの池田です。

2020年5月4日の日経新聞に、IPランドスケープについての記事が掲載されていました。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58655060Q0A430C2000000/

図1は、言いたいことは解りますが、医薬品と自動車と電気とをゴチャ混ぜにグラフ化しており、なにか違和感がありますね。

 

図4には、アップルのPAIが他社と比較して1社だけ飛びぬけて高くなっているとしています。

ここで、PAIというのは、この記事では「スウォッチ特許を引用した特許の知財総合力」としています。

詳しくは、パテントサイトのHPを見てみると、

「Patent Asset Index™(PAI)は積極的に保護された発明の数とその質を考慮します。この評価手法は科学研究で開発されて検証されており、多くの産業の代表的企業により数年にわたって使用されています。」と記載されています。

https://jp.lexisnexisip.com/products/patent-sight/

要は、発明の質を被引用回数などの何等かの指標を基に算出し、所有する件数を考慮して知財の総合力の指標としているのでしょう。

特許の分析ツールは他にも多数あり、それぞれ独自の指標を用いられておりますが、どれが正解というものはありません。

ただ、競合他社の事業戦略や技術動向を知る一上で、参考になるデータではないかと思います。

最後に、この記事にも、

「日本企業も、他社の戦略を先読みし自社の戦略に生かすため、IPランドスケープが不可欠だ。」と締めくくられてます。

IPランドスケープは、分析のツールではありません。経営戦略にIP情報も活用する活動そのもののことです。

これから益々、IPランドスケープの重要性が増すのではないでしょうか。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。